ピアノソナタ第6番 ニ長調 K.284 (205b)
- ♪アンサンブル解説
- ピアノ独奏におけるアンサンブルとは右手と左手の演奏を別々の楽器に例えるものですが、この作品の規模はとても大きいためこの例えは当てはまりません。室内オーケストラをピアノで表現したと言った方がいいでしょう。実際まるで交響曲をピアノ版にアレンジしたようなスケールの大きい構成に圧倒されます。特に最終楽章である第3楽章は、変奏曲の形式をとりながらもピアノが連弾しているのかと思えるほど本当によく鳴り響きます。
モーツアルトのアンサンブルをすべての作品で楽しもう♪